ローズコレクション

マリーヘンリエッテ

繰り返し咲き性のつるバラ。18世紀初頭にローズブリーダーとして活躍したマリーヘンリエッテ侯爵夫人にちなんでいます。ブルーがかったピンク色のノスタルジックな花が印象的で、咲きすすむとクオーターロゼットになります。バラらしい甘い香り。微かにスパイシーな感じと、さわやかなフルーツ香が余韻のように感じます。ワインのテイスティングをする人ならもっとうまく表現できるんでしょうね(汗)。

直立に伸びるつる性の枝!照りのある小さな葉は植え付け直後から旺盛に伸び、病気に対してとってもタフです。さすが2015年ADR受賞のバラですね。無農薬で放っておいても丈夫なので手がかからない印象です。株元から枝先まで本当によく花をつけるのでアーチに向き、というのも納得です。

夏に植えたばかりなのに、シュートがでて秋には花が咲きました。すごいパワフル。綺麗なピンク色、多弁で房咲で、香りも花もちも良いです。正直いって、京成パラ園さんがPRに使っている写真はあまり写りが良くないと思う。こんなのっぺりしたピンク色じゃなく実際は中心部が濃ピンクで外側が淡く、咲きすすむとやや紫っぽくなって淑女って風情なんです。写真がイマイチで本来の花の魅力が伝わらなくて残念すぎます。

そして噂どおり、梅雨・秋雨にあたって陽も少ないのに全く黒星病がでません。こんなバラってあるの?って病気に手を焼いてきた私にとって衝撃的なバラでした。

枝はコルデスの強いバラにありがちな硬くて真っ直ぐなタイプなので、アーチよりもフェンスでゆるやかに誘引したほうが楽かなと思いますが、枝が立ち気味でも良く咲くのでアーチ仕立てにしても大丈夫でした。

お好みで段差剪定でコンパクトに仕立てるのも、よし。大病性・耐寒性・大暑性の3拍子揃う、侯爵夫人の名に恥じない素晴らしいバラ、もっと人気があってもいいと思うのです。

2013年 / ドイツ / コルデス / クオーターロゼット咲き / 繰り返し咲き / 大輪 / 強香 / 樹高2.5m