ローズコレクション

アルベリック バルビエ

その名のとおり、フランスのバルビエ氏が作ったつるバラです。病気に強く、小さな株でもよく花がつき、濃い緑色の照り葉との対比が美しいバラです。花弁の多い中輪の花は存在感があり、木陰に灯りをともしたように白さがひきたちます。

自立しないタイプのランブラーなので、地植えすると地面を水平にはっていくように育ちます。トゲの間隔は広めですが、細い茎のわりにしっかりとしたトゲです。伸長力があるので壁面やアーチ、パーゴラあるいは大きな樹の幹にからませるなど景観づくりにつかいやすい品種です。

開花はとても遅い品種です。なかなか開花しない~と思ったら、ドロシーと同じぐらいにちらほらと咲く。そんなちょっと奥ゆかしいバラです。

育てた所感はというと・・
完全無農薬・日陰で育てています。放置でも勝手に育ちます。アナベルの頭より低いところを這うように横切っていくバルビエの枝を、ある程度伸びたらフェンスやアーチに留めて、仕立てていきます。

成長が活発なので、どんどん増える枝を誘引するものが必要です。植えるときによく考えておかないとあとで慌てます。

1900年 / ランブラー / フランス / Hybrid Wichuraiana / 一季咲き / 中輪 / 微香