名前はギリシャ神話の英雄オデュッセウスから命名だそうです。枝先に花をつけるため、自然と木立様の半つるバラの姿になっていきます。青みがかった濃赤色は日陰でみるといっそう美しさを増します。

四季咲きで中輪で房咲きなのですが、うちのオデュッセイアは来て3年たつのに地面への根張りが悪くて、残念なことにこのバラの凄さを実感するにはほど遠い感じなのです。ついに2019年春に新苗のオデュッセイア株を買い直しました。今度こそ、うまく育ってくれますように。（ロサオリのバラでこんなの初めてです。台木がイマイチだったのかなぁ？）

咲くとうっとりするような美しい深い赤紫で気品のある波状弁咲きが拝めます。柔らかな雰囲気の花がとても個性的。ダマスクにフルーツとかすかなスパイス感もあって、朝いちばんに庭にでると濃厚な香りが広がります。

栄養をたくさん欲しがるし、株が充実するのに３～４年ほどかかって結果がすぐに出にくい印象。黒星病やカイガラムシなど病害虫に脅かされるので、今年対策を打ってみます。

2013年 / シュラブ / 日本 / ロサオリエンティス / 波状弁咲き / 四季咲き / 強香 / 中輪 / 樹高 2.0ｍ