ローズコレクション

ラ レーヌ ビクトリア

早咲きで、ころんとした小さなカップ状の花、ダマスク香をもつバラです。花つきがよく、花持ちもとてもよいです。照りのない明るいグリーンの葉は、意外にも日焼けに強く、耐病性があります。ただし、台風などで風に叩かれると枝が折れやすく、葉も痛みから黒星病になりやすいです。枝を留めるなどして痛みから守ってください。

肥料をたっぷりあげると2番花がつきます。枝は細めですが分岐しながら広がります。細枝でも低い位置でも花がつきます。枝がしなるのでオベリスクやアーチに向いています。

アーチ右側がラレーヌヴィクトリア。反対側にルイーズオディエを組み合わせています。どちらも開花時期がほぼ同じなので綺麗なアーチになります。

夏枝はするりと伸びて、あっという間に平均樹高の2メートル50センチを超えていきました。残暑でも枝先に蕾がつくほどの成長力があります。2メートルのオベリスクに収まらなくなったのでアーチにしたら、ご覧のとおり良い感じになりました。

1872年 / フランス / ブルボン / 返り咲き / 小中輪 / 強香