アブラムシ。セミの遠い親戚らしく、それ自体では弱々しい存在ですが、大量に固まっているとゾゾゾ~っと背筋が寒くなります。自分の庭に発生していなくても、よそから風にのって飛来する生物で、なかなか厄介です。
アブラムシが大量発生!弱点はあるの?
梅雨や秋の台風通過の頃は、気温も暑すぎず、気が付くと植物の新芽にアブラムシがぎっしり!なんてことも。新しい芽や蕾がアブラムシにチューチューと吸われて、花が咲かなかったらガッカリしちゃいますね。
駆除の方法として、アブラムシに牛乳をかけて呼吸困難にするだとか、アルミホイルを引くとアブラムシは反射するものが苦手だから寄りつかないと聞きますが、牛乳は衛生面がよくないし高いところにつくアブラムシには効果がありません。
お手軽に、オルトランDX
オルトランDXでコガネムシ、カナブン、アブラムシ、ネキリムシ、全部叩いてしまいましょう。3カ月に1度ぐらいのルーチンで撒いて、根からオルトランを吸わせて甲虫を寄せ付けないのが楽です。
去年は一株に30匹ぐらい飛んできていたカナブンがオルトラン効果で今年は3匹ぐらいしか見かけません。めっちゃ楽。
農家に伝わる秘伝のスプレー液「ストチュウ」
アブラムシに限らず、虫はだいたいお酢が苦手。
アトリエでは野菜・藤の新芽やバラに、木酢液+有機の雫×250倍のスプレー液を使っていますが、今回は無農薬で野菜を作っている農家さん愛用の「ストチュウ液」をご紹介します。
ストチュウは「酢」と「焼酎」の合わせ液のこと。
アブラムシ、イモムシ、ハエにも効きます。
材料:
- 焼酎 50cc
- 食酢 50cc
- 木酢液 50cc
- ニンニクのすりつぶしたもの スプーン1杯
- 唐辛子の輪切り スプーン1杯
ストチュウ液のつくり方
焼酎+食酢+木酢液をまぜるだけで、ストチュウになります。これにニンニクやトウガラシなどを加えることで、ネズミなどの害獣への防御力を強めています。冷蔵庫に眠っている、ニンニクペースト(チューブ)や100均で売っているドライトウガラシなどで充分。家庭菜園であれば、ニンニクやトウガラシはいれなくてもいいと思います。
作った液は、瓶などにいれ冷蔵保存します。使うときは、500mlのペットボトル分の水に対して、小さじでストチュウ液1~2杯です。スプレーでアブラムシに塗布したり、家庭菜園の野菜の周りに吹き付けて予防につかいます。
ストチュウ液のつくり方(動画)
岡水農園さんの動画がとってもわかりやすいのでご覧ください。