バラの剪定・誘引

夏、つるバラの枝を伸ばす方法

暑いですね~
先週は40度近い夏日が続きました。もうバテバテ・・・
そんな夏こそ、ツルバラが伸びる季節です。
そのために必要な準備を説明しますね。

前準備は花殻切りと肥料やり

花殻切りのときは夏の伸長を考慮して、細枝を整理しつつ剪定しておきましょう。また、剪定=追肥のルールどおり、追肥をしておきます。そのあとは、灌水を欠かさずやりましょう。人が暑いと感じるときは、植物も夏バテ中ですから、水やりは涼しい早朝と夕方に行います。

夏バラには水を欠かさずに

しばらくの間、こまめに水やりをしていると肥料がよく染みわたり、最も暑い時期に急に枝が伸びはじめます。この時に伸びた枝は翌年に花を咲かせる枝です。大切に伸ばしながら、育てておきます。強風で枝折れしないよう、ソフトタイなどで留めておきましょう。放置していると、枝が他の枝や物にあたって痛みやすくなります。

下葉が黄色くなってきたら

下端が黒点病でもなく黄色くなってきたら、それは水切れのサイン。すぐにたっぷりと水をあげてください。水やりの時に、液肥を葉や株にいっしょにあげると効果的です。液肥は濃度を守って使いましょう。薄い分には影響がでませんが、濃すぎると葉や株をいためます。

いかがでしたか?
庭にでると、ラ・レーヌ・ビクトリアの枝がすうっと天に伸びて、2メートルを超えました。アルケミストは1・5倍の長さに、フェリシアやフェリシテ・エ・ペルペチュも1メートルほど伸びました。ピエール・ド・ロンサールは脇枝から蕾があがり、返り咲きしています。この冬の誘引が楽しみです。