ローズコレクション

ジュビリー セレブレーション

エリザベス女王の即位50周年であるゴールデンジュビリーの記念のバラなんだそう。大輪ロゼット咲きの花を次々に咲かせます。

深みのあるサーモンピンク、この花色にひとめぼれした人も数知れず?でしょうね~。花びらの縁から裏側にかけてゴールドに輝く、不思議な花色です。

甘いフルーツ香にレモンの爽やかさとラズベリーの甘さがあるんだそうな。確かに、エブリンと比べると甘酸っぱい感じのフルーツの香りです。

黒点病は出やすく、大暑性はあまり強くないですが、樹勢は旺盛です。横張りタイプのシュラブなので植える場所は広めに。枝がけっこう広がってきます。

耐寒性は抜群だけど耐陰性は弱い、と書いてあったので日向で育てたところ、夏バテが激しい。春先の開花でさえ、陽にあたると首をもたげてしまいます。が、半日蔭の涼しい環境だと首がまったく下がらないことがわかっています。マンションの風通しのよい廊下とかね。

梅雨・猛暑が続くとERの中では丈夫なほうといっても、お疲れ気味です。栄養をよく欲しがります。追肥をしてあげると蕾をつける体力をもっていますが夏場は蕾をピンチしてあげて、秋バラに楽しみをとっておいたほうがいいかもしれません。やっぱり寒いところのバラなんだなって感じる。東向きに植えるか、どうしても動かせない場合は葉水を多めにあげるように工夫しています。

オールドローズの雰囲気に、ローズガーデンで初めてみてひとめぼれ。手はかかりますが、かわいすぎる花色。ぜったい虜になります!

2002年 / シュラブ / イギリス / David Austin / カップ咲き~ロゼット咲き / 四季咲き / 強香 /中輪 / 樹高 1.5m