バラの病気・害虫対策

バラ葉を丸く切り取るハキリバチとは?

昨日の雷雨をものともせず、紅いシュートがすくすく育っています。庭を見まわっていたら、ひゅんとハキリバチが飛んできて、あっという間に葉を持ち去っていきました。実物を見たのは初めてで、大興奮です!

ハキリバチってどんなハチ?

体長は1.7センチほどの蜂で、ミツバチよりも二回りぐらい大きく、私がみたのは胸が白っぽくフサフサしていました。ハキリバチは25種ほどいるので種類によって見た目が違うようです。

上手に回転して葉を切ります。動画でみるとわかりやすいです。

@yokuyamaさんより引用

ハキリバチの対策

ミツを運ぶ蜂なので害虫とはいいきれません。でも、葉の見栄えが悪くなってしまうので、バラ庭づくりにはちょっとやっかいな虫です。

  • 巣穴をつぶす
    巣穴をみつけてつぶします。卵を産む巣穴になりそうな木の切り口、地面にできた穴をつぶしておくことです。バラの支柱が抜けた穴が狙われやすいので注意しましょう。
  • アルミホイルで避ける
    一度気に入ったバラの葉をたてつづけに狙う習性があります。アブラムシと同じように光るものを嫌がるので、よく切られるバラの支柱にアルミホイルを巻くと、蜂が来なくなるようです。

補殺は極めて難しい虫

補殺は難しいし、それでもハチが嫌な場合にはスズメバチ用の殺虫スプレーもありますが・・ 冬には落としてしまうバラの葉なので、ハキリバチにあげちゃってもいいかなと思ってます。