宿根草の育て方

ラベンダーを挿し木で増やすコツ

ラベンダーは若木のときは成長が旺盛ですが、3年を過ぎると成長が鈍化し、急な環境の変化で枯れてしまうことがあります。

そんな時、挿し木で増やしておけば安心!
挿し木には剪定の枝を使うのでムダなくできちゃいます。

 挿し木の方法

剪定で切りおとした枝を挿し穂にします。
挿し穂は15~20センチぐらいの穂先のある枝です。

  1. 深めのコップや花瓶にたっぷり水を入れます。
  2. 挿し穂の下半分の葉をとります。
  3. 挿し穂を1時間くらい水に浸けておきます。
  4. 挿し穂を挿す場所にたっぷり水を撒きます。
  5. 挿し穂を5センチ以上しっかりと土に挿します。
    箸で穴をあけておくと挿しやすいです。
  6. 成功しない場合もあるので何本か挿し木をしておきます。
  7. 挿し終わったらたっぷり水をあげます。
    鉢は明るい日陰で管理します。
  8. 土が乾燥しないよう水やり管理します。
  9. 1ヶ月ほどすると発根し、新芽がでてきます。

メネデールなど発根促進剤を切り口につけておくのもよいです。

挿し木を植え替えするコツ

ラベンダーの挿し木はとっても簡単。根づくまではしっかり保水して、乾燥させないようにします。でも、根づいた後は土が乾いてから水やりするようにしましょう。乾燥につよい植物なので、ずっと濡れたままだと上手く育ちませんよ~。

はじめてラベンダーの挿し木をした時、あまりに簡単でびっくりしました。剪定の枝でできるのもいいですね。剪定についてはこちらをどうぞ。

ラベンダーを種類別に比較!大暑性は?