アトリエだより

イタリアントマトの祭典「アートdeイート 」

イタリアの家庭ではおなじみのトマトといえば、サンマルツァーノ「レッド・マジック。パプリカのように大きなサイズで、完熟させて使うトマトであるため、これまでは輸入缶詰でのみ口にすることができませんでした。ところが、近年、日本の気候でも供給する農家が登場!あの有名な横山園芸さんです。

圃場のボランティアに伺ったところ、サンマルツァーノの朝採りを分けていただきました。フルーツトマトのアイコや、桃太郎のような瑞々しい触感ではなく、もっと濃厚な味わいです。ですので焼くととっても味に深みがでますし、煮込み使われるのも納得のお味。自家製ミートソース、とっても美味しくできました

エディブル王子として注目されている横山直樹さんからは、目で楽しみ舌で味わう限定企画「アートdeイート」に今年も参加要請(笑)をいただきました。あまりに大きいトマトゆえに、ヘタから実が取れやすいレッドマジックに四苦八苦しながら、アレンジメントにしました。Facebookでは「アートdeイート」に参加・投稿していらっしゃるフローリストやフード関係のみなさんのデザインがたくさん見れるのも楽しみのひとつ。

毎年、どんな風にしようか悩むんですがこのトマト、存在感がハンパない。房で飾るのはとっても重い!そして、このトマトが来ると夏がきた気分になります。どこかでレッドマジックを手に取る機会がありましたら、手に取って買ってくださいね。トマト煮込みの味がレベルアップすること間違いなしです。