バラの病気・害虫対策

猫にマーキングされない方法とは?

ずばり、本題。
猫のフン対策に悩んでいる方、必読!
いろいろ試して、ついに猫にウンチされない庭になりました~(涙)どうやって克服したのか、今回はこれがテーマです。

トイレと化した我が家

庭づくりを始めた頃、新しい苗を植えた翌日は必ず猫にウンチされていました。朝、バラをみようと庭にでると見慣れないハエの大群、ぷ~んとただようタダならぬ匂い。

「猫ってフンに砂をかけるよねぇ?」no.no.no….!!! 困ったことに、ボス猫は糞に土をかけないんです。わざとめだつところに脱糞するんですよね。

猫は、一度、その場所を「トイレだ」と思ってしまうと、常にそこをトイレ代わりにする習性があります。

猫大好きなんだけど、これはホントに困る~!

なんとか対策したい!

市販の猫除けの薬、たくさん試しました。
・・・正直いってほとんど効果がない!!! お金をムダにします。
水入りのペットボトルを置いても全くムダです。
ボトルの横で猫たち、毛づくろいしてますよ。

施策その1

効果があったのはバラのために散布していた「木酢液」です。
木酢液の匂い、猫は嫌みたいです。木酢液は1000倍にしてスプレーしたり植物の根元に撒いてあげると虫よけに効果があるので、希釈500倍ぐらいで撒いて試してください。

家の周りに散歩のワンちゃんがウンチするスポットになっている場合にも効果があります。なるべく雨が上がった後に吹き付けてます。動物は嫌な場所を覚えるのが早いので一か月ぐらいでそこを避けていくようになります。

施策その2

次にやったのがベラボンを撒くこと。
東京は住宅事情により土の面が少ないからでしょうか、猫は土面が多い庭を選んでフンをしている様子がありました。そこで、植物を植えた後にベラボンを薄~く敷いて、猫がヤシ殻の上を歩くようにしてみました。水にぬれた時に、手足に着くのが嫌なのかも?今ではフンされることがすっかりなくなりました。

ベラボンは土の色が見えない程度に撒けばよいです。ベラボンは通気性がよい上に雑草を避ける効果もあります。でもたくさん撒けばいいわけではなくて、風とおしの悪い場所だと保水が良すぎてキノコが生えてしまうので注意☆

施策その3

糞をされやすい場所にトゲのある植物を植える!猫の歩く場所は基本的に濡れていない場所です。草地、飛び石、犬走りや車庫のアスファルトの上などが猫道です。そして、糞をするのは、あなたのお庭の猫道に囲まれた真ん中になる場所だったりします。これはボスの匂いを他の猫に示しやすいからですね。

ここにトゲのある植物(バラやユズ、キイチゴ)を植えることで猫が立ち入りにくくしましょう。見通しが良いといけないので、いろいろな植物を寄せ植えて適度な茂みをつくるのもオススメです。私は香りのよいバラを植えています。

施策その4

コツコツやるより今すぐなんとかしたい!時、知人からのオススメはVOLADOR動物撃退機だそうです。知人宅では使い始めた夜からピタリと害がなくなったそう。フンをする習慣をなくす期間だけ使えるもの良い点なのだとか。昔はかなり高価なものでしたが、今はこのような廉価な商品でもしっかりと効果があるそうですよ。

※使用する近くでペットを飼っていらっしゃる場合は影響がでてしまうので使用するのは難しいみたいです。

猫に愛される庭づくり

最後に、ぜひキャットニップを植えてください。
キャットニップは初夏に紫色のきれいな花がさくハーブで、猫が大好きな植物です。これをフン害に合っていた場所にいくつも植えました。綺麗なお花をクンクン嗅いで目を細めている猫や、大好きな香りがする場所で毛づくろいしながら寛ぐ猫の姿をみかけるようになりました。居心地の良い場所にフンはしないのかも。

ハーブを植えるのは猫対策としてだけではなく、家庭菜園としてもいいんじゃないでしょうか。