ローズコレクション

ミセス レイノルズホール

丈夫なバラってどのぐらい丈夫なんだろう?
そんな疑問から育てることにしたミセス・レイノルズホール。

花形などは写真でみてもピンときませんが、花色はパレードに似てかなりのドピンク。花自体は中輪で、鉢植え+日向での管理だと気温の高い日に水落ちしやすいので、もともと高原みたいな空冷な環境で強さを発揮するつるバラなんじゃないかと想像しています。

とりあえず植える場所をあとで考えるつもりで鉢植えにし、枝が横に広がってきたので無理やりトレリスに巻きつけてあります。枝はあまりしなりません。オールドローズのような柔らかさもある、でも少し照りのある葉です。

鉢植えのまま5年ぐらい育てました。
土替えを1度もしていないけど、枯れもせず病気もでず、丈夫。これがイングリッシュローズだったら絶対お亡くなりになってると思う、それぐらい野性味がある。

花形はとっても綺麗だけど花弁が繊細で薄く、花持ちはよくありません。とくに開花してから水落ちしやすいため、日向から木陰に鉢を移動させたところ、だいぶ持ち直しました。ERと同じ扱いにしてちょうどいい感じです。

開花につれて花首が重くて下がっちゃう。
せっかくのお顔がみえない!
枝を大きく仕立てて下からみあげるバラなのでしょう。たぶん💦

鉢植えだとほぼ一季咲きに等しく(肥料をたっぷりあげると少しだけ返り咲く)、あんまり気持ちのはいっていない株なんですが、なにもしなくても丈夫に育つのは天晴です。

この丈夫さなら北側でもアーチいっぱいに花が咲くかもしれません。

今年、挑戦してみようかな。

ミセス レイノルズホール / 1900年 / フランス Clément Nabonnand / ティー 横張り / カップ咲き / 中輪(8センチ) / 強香 / つるバラ / 返り咲き / 1.5m