つるバラのドロシーパーキンスが咲き始めたのは6月になってから。庭にでるとすっかり紫陽花ガーデンに変わっていました。

昨年、思い切って強剪定をしたため、株によっては花が少ないものもありましたが、大きすぎるとバラを日陰にしてしまうため、ここはアジサイに場所を譲ってもらいます。

毎年青系で咲くアジサイも、年によってどういうわけか色が変わりまして、今年はピンク系です。アジサイのこういうところ、面白くて見飽きません。
ひと枝もらってきたものでも、湿った土まで20センチぐらい深く挿せばついてしまうのもアジサイのいいところ。下のアジサイは最近のお気に入りです。


植えた覚えのないアジサイもいますし、思い出のアジサイもあります。「墨田の花火」は実家の庭にあったものを移植した株です。毎年、花をみるたびに今はない実家のことや家族のことを思い出します。植物は過去と強く結びついていて、なにげなく目にしただけで何十年も前の記憶を昨日のことのように呼び起してくれる力がありますね。
