バラの病気・害虫対策

バラの新芽は治療チャンス

冬こそ病気駆除のタイミング

2月下旬ともなるとバラの新芽が動き始めています。
芽の動きが遅い大輪系を除いた、 一季咲きや四季咲きの小中輪はこのタイミングで病気への治療が始まります。

シェエラザードの新芽

こんな感じで赤い芽の状態で2~3センチ伸びているときに、黒点病スプレーを吹きかけ、新芽から薬液を吸わせます。蕾があがるまで繰り返し葉から吸収させることでかなりの効果がみられます。

オススメの薬剤は「住友化学園芸 殺虫殺菌剤 ベニカXネクストスプレー」。これ、殺菌剤がかなり強力なので花カイドウの赤星病も駆除できちゃったし、かなり使い勝手が良いです。普通のベニカよりお値段はりますが、効果がぜんぜん違います。

ル・シエル・ブルーの新芽

これを5月頭ぐらいまで続けていくと、黒星病がでている株も春には黒星病がでなくなるので、 毎年この方法で乗り切ってます。 (あくまで私の体験です)

株をリフレッシュさせるためにも冬作業で病気の葉は取っておくのがコツです。同時に、月一の追肥もしっかり行って基礎体力づくりを応援してあげることは忘れずに。ちゃんとできたかは、春になればわかりますからね(笑)。

フランソワーズジュランヴィルの新芽