アトリエだより

「花時間 」2021秋冬 掲載

2020年10月7日発売の角川書店ムック本「花時間 」2021秋冬号にフラワーワフェルの満開のバラ庭と、庭バラを使ったフラワーアレンジメント6点が掲載されております。

本号の特集は「バラと暮らす」。
私の思いと重なるテーマです。

取材のお話をいただいてからアイデアを考えながらも「いつ取材&撮影にきていただくか」が気がかりでした。その年によって開花時期が変動しますし「つるバラと四季咲きの同時満開し、雨が降らない日」選びの難しいこと。

幸運なことに撮影当日は快晴で、早朝から刻々と移り変わる太陽光をカメラがとらえ、素晴らしい撮影をしてくださいました。そして編集はバラ初心者がバラって素敵と感じていただけるように「香りがよく育てやすいバラ」を選んで紙面づくりをしていただきました。関係者のみなさま、ありがとうございました。

バラを育てる楽しみ。
朝摘みのバラで作るローズウォーターはぜひお試しいただきたいです。ハマナシのバラも食用に用いられるので無農薬で育てれば同じように作ることができると思います。自然なバラの枝癖のうねり、花径あるいは咲き方にあわせたアレンジメント。どれも私が普段キッチンで使っている器にいけています。バラを飾るのに特別なものはいりません。

野趣あふれる庭草といっしょにバラを育て、季節ごとに咲いたらお気に入りの器に2~3輪いける「バラのある生活」。みなさまに伝わることを願っています。

他にもアレンジメントや花束、水引リースの紹介や、バラアレンジの2021年カレンダーも付録しています。お近くの書店やネットにて、お手にとってご覧いただければ嬉しいです。

ジュビリーセレブレーション 2020秋