アトリエだより

春のバラ咲く庭

コロナウィルスは強力に変異しながら世界に蔓延しています。隠居生活も1年をすぎ、みなさんのご生活も変わったこと・変わらないこと様々かと思います。

そうしたことと無関係に、自然はめぐります。今年は開花が早く、GWが最初の見ごろを迎えました。

シェエラザード

例年どおり最初に咲いたのはシェエラザードでした。
甘い香りが素晴らしいバラです。8年目の株、まだシュートがでてくれます。黒星病にやや弱く手間がかかりますが、病気をものともせず咲く強さがある品種です。

アンブリッジローズ

ER系のバラの中では早めに咲くアンブリッジローズ。中大輪で茎が細めなので頭を落としてしまいますが、可憐さがあります。

大株となったマリーヘンリエッテ。
カゼボを覆いつくすほどの「バラの天空」ができています。クライミングローズらしい2cmを超える太い茎からたくさんの脇枝をだし、それぞれから房前の枝をだしています。あまりの重さにガゼボが傾いており、壁面に留める仕立てのほうが向いている品種だなと実感しています。

マリーヘンリエッテ
クレパスキュール

マリーヘンリエッテと比べるとクレパスキュールは枝が細く、それでいて大きくなりすぎずに花数が多いので扱いやすいです。数年でこのように育ち、繰り返し咲いてくれます。

アレゴリー

個人的な好みですが、大きくてクシャっとしたアンティーク感のあるバラが好きなので、アレゴリーはお気に入り。青みのある赤バラで、甘さとすがすがしさのある香りも素晴らしい。

シスターエリザベス

次の投稿ではほかのバラの様子をお伝えします。