ローズコレクション

フェリシテ エ ペルペチュ

花の名前は「永遠の幸福」という意味。
意味よりも、語感が美しくてお気に入りのバラです。

ピンクの蕾が開花すると小さな白のポンポン咲きになる、愛らしい房咲きのつるバラです。房咲きの重さで枝がさらに傾いて、風に揺らぐのが愛らしいです。ペルペチュには白花とピンク花の2品種があります。

春の花後にベーサルシュートが旺盛にでて、細枝をするりと良く伸ばします。本当に細くて、ゆらゆらと庭を這うように育ちます。シュートはまっすぐ育てて長さを保つと自然に自重で横に倒れていきます。枝は固めなので折らないよう気を付けて誘引してみて。フェンスに仕立てると見応えがあります。

完全な一季咲きで日陰の庭でも咲いています。日陰の場合、風通しが悪いと葉にうどんこ病がでやすいので、まわりの植栽を手入れして、風通しが悪くならないよう気にかけて。反面、黒星病はでたことがなく、丈夫です。肥料をたいしてあげなくてもよく育ちます。花のない時期は美しい葉色を楽しんでいます。

1827年 / フランス / ランブラー/ Hybrid Sempervirens / 一季咲き /小輪/ 微香