ローズコレクション

ブラン ピエール ド ロンサール

銘花「ピエールドロンサール」の枝替わり品種。
花色のピンクが薄い以外は、ほぼ性質がピエールと変わりません。普通に大きくなるつるバラ(LCL)です。

咲き始めのブランピエール

咲き始めの感じも、本家ピエールによく似ていますが、ややこちらの方が白さが強く上品な印象です。完全に開花すると白+クリーム系のバラになります。

開花したブランピエール

蕾は3センチほどの高さ(厚み)があり、開花の時はしっかり上向きに咲きます。首もしっかり。香りがほとんどしない代わりに花もちがよく、花の厚みがあるのでゴージャスな雰囲気です。

咲き終わりのブランピエール

開花が終わりに近づくと花色が一層あせて、花芯が黒ずんできます。この状態でも意外と花自体はしっかりしていますが、ここで花殻を切っておかないと花弁が風で飛んで、他のバラの葉について病気をもたらすことになるので早めに花殻はとるようにしています。

ピエール&ブランピエールは、上に伸ばすと大型化して手入れが大変になるので、強剪定と横方向への低めの誘引によって枝の成長をコントロールしています。左右2メートルぐらいの誘引でも、そこから上にむかって30センチほどの花茎があがるので、春の開花はかなり見ごたえのある株になります。

ブランピエールドロンサール / 2005年 / メイアン / つるバラ / カップ咲き / 大輪 / 微香 / 3.0m