ローズコレクション

シャリマー

バラの家から、今年の新品種「シャリマー」の新苗が届きました♬
シャリマーというと、 インドの皇帝と愛妃のラブストーリー にインスピレーションを得て作られたゲランの香水が有名。 意味はサンスクリット語で「愛の神殿」だそうです。

とっても丈夫でウドンコ病・黒星病に強いとのこと。 無農薬で育成できそうなのでポタジェに植えてみました。イギリスのTV番組でみた、レイズドベットのポタジェの真ん中にバラを植え、その周りで野菜を育てる、憧れのポタジェを実現。ポタジェは低農薬使っているのでバラにもいいかも?

シャリマー 植えたばかりです

さて、2カ月たった現在のシャリマー(新苗)の様子はというと、移植して1ケ月目に早くも蕾がついたのでピンチ。その翌月にまたまた蕾がついてしまい、気が付いたときには大きくなっていて、、、ひとまず1~2輪は咲かせてみようかと。

届いたときの明るいグリーンの葉ではなく、全体的に深緑の葉になり、新葉には赤味がさし、赤系バラの特徴がでてきました。葉の厚みは平均的かな、モンクゥールやダフネほど分厚くないです。

枝を増やしたいので、棒をつかって枝を外側に広げました。鉢についてくるラベル棒を活用しています。(ラベルは外して大切に保存しています)

2本、まっすぐな枝があったので、それぞれ外側へ誘引

2019年7月に開花しました。
2輪だけ開花させて、花色などを観察。
美しいです~

蕾のサイズから想像できないほど花弁が多い、小ぶり寄りの中輪バラでした。香りはふんわりやわらかいです。真夏は陽当たり良好なのですが、秋冬は日陰になる場所なので秋の返り咲きは少なかったです。秋花はややオレンジ色系の柔和な色合いになりました。

それにしても全く農薬をかけない(ベニカもなにも)でも虫もつかない、病気もでない。さすがバラの家タイプ基準0だなぁと。丈夫ですが樹勢はそれほど強くない感触で、とてもロサオリエンティスっぽいと思います。 ちなみに私の育てたシュラブで樹勢が強いと思うのはギーサヴォアやブノワマジメルが基準です。それらと比べると枝の張りなども華奢だと感じています。

11月以降も蕾がつきました。
枝を広げすぎると発育がやや遅くなるので、やや上向きに微調整しています。

1年目の冬を越しました。
写真だとわかりにくいですが、樹高80センチぐらい。1年目にしては大きいと思います。このスペースは冬場は全く陽が差さない場所なのですが黒点病・うどんこ病・カイガラムシ等も全くでませんでした。

恐るべしシャリマー!

シャリマー冬剪定

さて2022年春。
3年目で樹高1.3mに達しました。

トゲのすくない枝はさほど太くならず、細い枝先に房状に蕾がつくため、蕾の段階で枝が下にしなだれてます。そのまま咲くので、花がいつも「横向き~!(IKKO風に)」

うーん、どうしたらいいのかな🤣

とりあえず支柱を使ってあれこれ奮闘しているけれど、面倒なのであるがままにしてます。切って眺めるより自然な姿を楽しむほうが向いてるバラだと思う。

春も夏も秋もよく咲きます。植えているのは夏しか太陽が差さない場所なんですが、3年でかなり大きく成長しました。虫?へっちゃらです。病気?みたことありません。

野菜畑でもあるので肥料は有機魚粉系をあげています。肥料も薬剤もぜんぶ野菜用です。

今年は剪定を工夫して枝造りを頑張ってみるか… これも丈夫なバラ故の贅沢な悩みなのであります。

引き続き育成状況は随時このページを更新します。
シャリマーが気になる方はロサオリエンティス本家HPへ。

シャリマー / 2019年 / 日本 ロサオリエンティス / シュラブ / ロゼット咲き / 中輪 / 中香 / 四季咲き / 樹高1.3m