バラの病気・害虫対策

蕾を食べるホソオビアシブトクチバの駆除

バラを食害するイヤ~な害虫、ホソオビアシブトクチバ。夜行性で、葉が一晩で丸はだかになったり、蕾に横穴をあける憎たらしい芋虫です。

あと少しで咲きそうな蕾を半分まるっと食べられてしまい、探してみたらオベリスクのポールになりすましてました(笑)。

ホソオビアシブトクチバってどんな虫?

黒褐色で、前翅に明瞭な白帯のあるシタバガの仲間。バラやサルスベリを食害します。

幼虫は、白っぽい灰色~黒色まで幅広く枝の色にあわせて体色を変え、昼間は枝に擬態して潜んでいます。だいたい地上50センチぐらいのところにいますが、枝葉が混みいっていると見つけにくいかも。

イムモシのサイズは最初は1センチぐらいで、育ってしまうと5センチぐらいに巨大化します。そうなったときには葉も花芽もがっつり食べられてしまいます!

蛾の対策とイムモシの駆除方法

成虫は灯に向かって飛んでくる蛾です。街灯やガーデンライトが夜中もついていると、庭に集まってきやすいです。そんな時は、蚊も蛾も電気ショックで補殺する電撃蚊取り器なら通年使えます。

すでに育って広がっちゃったイモムシの駆除はどうしたらよいでしょう?補殺だとナメクジのようにむにっと柔らかくて気持ち悪いかもしれません。夜中に懐中電灯とワリバシで一匹ずつ補殺する方法もありますが、つるバラだと高さもあるから、とても目で追い切れません。

私は家庭菜園で使っているカダンプラスDXで駆除しています。ヨトウムシにも効くアファーム乳剤がはいっているので、よく効くみたいです。食べられちゃった花芽や葉のあたりから地面の間をくまなくスプレーすれば食害がぴたっと止まるのがわかると思います。

野菜にも使えるスプレーだから弱いかな?と思っていたけれど殺虫剤として意外と強力でびっくりしています。カイドウやサルスベリの新芽につくアブラムシにも吹きかければ簡単に駆除できます。

風にのってやってくる虫対策に、1つもっていると汎用性が高いアイテムです。