宿根草の育て方

アメジストセージと紫式部の育て方

友人と秋の花籠をつくりました。
秋の実はムラサキシキブ、花はノコンギクとサルビア レウカンサ。他に、コプロスマ、ライムジャスミン、パープルファウンテングラス、全部で6種類です。

実はムラサキシキブとサルビア レウカンサは、この春に庭から抜いた植物なのでした。どちらもとっても大きくなってしまって、バラにぶつかるようになってしまい・・・。取扱いについて、思うところを書いてみます。

サルビア レウカンサ

育てたことがある方はご存じと思いますが、サルビア レウカンサはアメジストセージという商品名で呼ばれています。花はいかにもサルビアのかたちをしていますが、枝が太く株があっという間に大きくなり、草丈が1メートル以上になります。

株元も直径20センチに肥大し、株分けも容易じゃありません。剪定すると枝分かれしてしまうので根元から切るのがコツ。地植えだと要注意な植物なのですが、鉢だとそこまで巨大化せず扱いやすいのです。

ムラサキシキブ

また、ムラサキシキブも横張り&枝垂れ系なので庭やベランダで場所をとります。育っていくと枝の太さが1センチを超え、木質のゴツい枝が暴れます。こちらも鉢植えだとさほど大きくならず、手入れしやすい植物なんです。

暴れる植物は寄せ植えでまとめる

寄せ植えは、いつかは根張りのよい植物によって他は駆逐されてしまう運命です。でも2~3年楽しめれば充分。温情をかけて地植えする場合は手に負えなくならないよう、場所と広さをよく考えて。

ヒューケラの紅葉が美しい季節です。
涼しい日には園芸店でポット苗を買って、寄せ植えを楽しみましょう。