バラの育て方

日陰でも育てやすいバラ

あまり日当たりの良くない場所でも育てられるバラの品種

隣地に挟まれ、ほとんど日陰の庭だけどバラを楽しみたい!そんな願いをもつロザリアンはたくさんいらっしゃると思います。アトリエも日陰になりやすく、冬場は隣家の陰になって陽ががさしません~!LED蓄電タイプのガーデンライトが点灯しないぐらいですから。

日陰でもバラは強い植物

バラは棘を使って他の樹木の上を這い上がって成長します。広がる方向は横だったり上だったりしますが、他を押しのけることで陽にあたろうとする、生命力の強い植物です。現代バラは耐病性があがり、日陰に強いバラも多数輩出されています。しかし四季咲きのバラはその性質上、日照や栄養をふんだんに必要とするため日陰へ植えることに向きません。

原種系のバラは総じて日陰に強い

原種バラの多くは日陰をものともせずに成長します。原産地である中国~アジアの気候にあっている原種系のバラは日陰はもちろん、無農薬で元気に育ちます。でもバラらしい可憐な感じや、扱いやすさも併せ持ったバラがいい。・・・2時間ほど陽が当たる、あるいは仕立てを高めにすれば陽にあたるような場所でも充分花をさかせるバラをみつけました。一季咲きのバラ、ポンポン咲きのバラ!


実際に私が植えてみて、開花を確認できたバラたちです。
日向だと元気が良すぎて暴れ気味なバラも、日陰だとゆっくり育つところも案外よいところと言えるかもしれません。また、暑さが苦手な品種はかえって半日蔭の環境のほうが向いているかもしれません。

光合成を促す肥料「ペンタガーデン」

合わせて使いたいのが「ペンタガーデン~ばラの液体肥料~」です。植物の光合成を活発にするALAを配合した唯一の家庭園芸用肥料です。

もともと、オフィスなど室内で育てている観葉植物のサポート液肥として使っていましたが、バラ用のペンタガーデンも発売されたのでさっそく試したところ、日陰に植えたバラの蕾の数がぐんと増えました。日陰のお庭の友人宅のバラも、昨年は2輪だった花が今年はたくさん蕾がついたとのこと。(あくまで個人の所感です)

余談ですが・・
ALAがたっぷり入った「ペンタガーデンPRO」は植物全般に使えます。お値段が多少はりますが1本あると便利な栄養補助液です。(液にはブルーレットみたいな色がついてます)いろいろやってみてもなかなか結果がでていないバラに、一度試してみてはいかがでしょう。